薪ストーブを使う上で必要不可欠な「薪」。
薪ストーブを1シーズン使用した場合、どれくらいの薪が必要になるのでしょうか?
今回は、1シーズンに必要な薪の量をざっくり計算してみようと思います。
我が家の薪棚
こちらが僕の家の薪棚になります。
全ての薪棚を合わせた薪の保管可能量は約15m3です。
薪の使用量
我が家の使用環境
薪の使用量は、各家庭の使用環境により変わってきます。
参考に、僕の家の使用環境はこちらになります。
平日は朝と晩に焚き、休日は一日中焚く。
11月から3月までの約5ヶ月使用。
共働きになってから薪の消費量が減りました。
1年間の使用量
では、実際に僕の家の1シーズンに使用する薪の使用量を計算してみようと思います。
使用する平均的な薪のサイズを下記とします。
- 薪の長さは30cm
- 割った時の1辺の長さが7cm〜8cm
このサイズは北欧の薪サイズ規格らしいよ。
割った時の1辺の長さが7cmなので、直径14cmの薪の4等分で考えます。
薪の体積は・・・3.14×0.07^2×0.3÷4=0.00115≒0.001
1本の薪の体積を0.001m3とします。
平日の使用時間は、朝2時間、夜5時間、計7時間
休日は土日を合わせて32時間
平日35時間+休日32時間で、1週間に67時間焚くことになります。
1ヶ月の平均使用時間は67時間×4週=268時間
5ヶ月の平均使用時間は268時間×5ヶ月=1340時間
仮に1時間に2本薪を焚べたとして、5ヶ月=2680本
5ヶ月間に使用する薪の体積は 2680本×0.001m3=2.68m3
我が家では1シーズンに約2.7m3の薪を使用することになります。
必要な薪棚の大きさ
2.7m3の薪を保管出来る薪棚のサイズは、幅5.4m、奥行0.3m、高さ1.8m。
薪棚のサイズは木材の加工をする時に半端が出ない様に、一般的に売られている木材の長さを基準に考えました。
5.4×0.3×1.8=2.9m3になるので、少し余裕があるね。
これは今年使用する薪棚なので、来年の分を保管する薪棚も必要になります。
上記の棚を2つ用意する必要があります。
薪の樹種や乾燥状態によっても薪の消費量は変わってくるので、一概には言えませんが、目安にはなると思います。
まとめ
僕も最初の頃は、薪が無くなるのが心配で、必要以上に薪棚を作ってしまいました。
薪棚が増えれば、その分の管理が必要になります。
雪が降る地域では、雪かきや雪下ろしをする手間が増えます。
薪棚の大きさは、各家庭の薪の使用量に合わせて、設置すると良いです。
今回の投稿が、参考になれば嬉しいです。
コメント