寒い冬が過ぎて、日中暖かくなってきましたね。
我が家の薪ストーブも今年の役目を終えました。
さて、シーズンオフにすることと言えば
- 薪ストーブの掃除
- 薪ストーブのメンテナンス
- 薪活
皆さんは、薪ストーブの掃除はいつ行っていますか?
実は、薪ストーブの掃除は梅雨前に行うと良いって知ってましたか?
僕も梅雨前にやりたいと思っているんですけど、いつも気付いたら秋…。
今年こそは梅雨前に終わらせたいと思います。
掃除の仕方については、こちらの記事をご覧ください。
それでは、薪ストーブの掃除を梅雨前に行うと良い理由について紹介します。
どうして梅雨前に掃除を行った方がいいの?
薪ストーブの掃除を梅雨前に行った方が良い理由は以下になります。
- 薪ストーブ本体内の灰が湿気を吸う。
- 煙突内の煤が湿気を吸う。
- シーズン間際で焦らない。
なぜ薪ストーブ本体&煙突の灰や煤が湿気を吸うといけないのでしょうか?
それは、薪ストーブ本体の多くが鉄で出来ているので湿気により錆(さび)てしまうからです。
鉄にも種類があって、薪ストーブには鋳鉄(ちゅうてつ)製と鋼板(こうはん)製があります。
キャンプ等で使うダッチオーブンの多くも鋳鉄製です
前に書いたように薪ストーブの大半は鉄で出来ていて、その中でも多いのが鋳鉄製の薪ストーブです。
ここで、鋳鉄製薪ストーブと、鋼板製薪ストーブの特徴について解説します。
鋳鉄製薪ストーブの特徴
鋳鉄製の薪ストーブは鋳型(特殊な砂の型)に溶かした鉄を流し込み、冷やし固めて作られます。
鋳鉄製の薪ストーブにはこんな特徴があります。
- 耐久性に優れている。
- 暖まり難いが、冷め難い為、蓄熱性が高い。
- 熱効率が良く、薪の消費を抑えれる。
- デザイン性が高い。
- 急激な温度変化に弱い。
クラシックなデザインが施されている薪ストーブは大体が鋳鉄製です。
鋼板製の薪ストーブの特徴
鋼板製の薪ストーブは鋼(はがね)から作られます。
鋼板製の薪ストーブにはこんな特徴があります。
- 加工し易く、ガラス窓が大きい。
- 暖まり易く、冷め易い。
- 熱効率が悪く、薪の消費量が多い。
- シンプルなデザインが多い。
- 急激な温度変化に強い。
メインに使う薪が針葉樹であれば、鋼板製がいいかも。
早く部屋を暖めたい人向けです。
鋳鉄製も鋼板製の薪ストーブも原材料は鉄です。
鉄は湿気により錆びが発生します。
大切な薪ストーブを錆びさせない為にも、薪ストーブの掃除は是非梅雨前に行うようにしてください。
もしも錆びが発生してしまったら
なかなか気を付けていても、薪ストーブに錆びが発生してしまうことは度々あります。
錆びが発生してしまった場合は、
- ワイヤーブラシ(真鍮製)で錆びを落とす。
- ストーブポリッシュを全体に塗る。
- しばらく乾燥させてウエスでふき取る。
梅雨前に薪ストーブ掃除と合わせて、本体をストーブポリッシュで磨いてあげる事で、錆びの発生を抑えることが出来ます。
皆さんも薪ストーブ掃除は梅雨前に行うようにしましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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