梅雨前にやっておきたい 薪ストーブの掃除とメンテナンス

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寒い冬が過ぎて、日中暖かくなってきましたね。

我が家の薪ストーブも今年の役目を終えました。

さて、シーズンオフにすることと言えば

  1. 薪ストーブの掃除
  2. 薪ストーブのメンテナンス
  3. 薪活

皆さんは、薪ストーブの掃除はいつ行っていますか?

実は、薪ストーブの掃除は梅雨前に行うと良いって知ってましたか?

僕も梅雨前にやりたいと思っているんですけど、いつも気付いたら秋…。

今年こそは梅雨前に終わらせたいと思います。

掃除の仕方については、こちらの記事をご覧ください。

それでは、薪ストーブの掃除を梅雨前に行うと良い理由について紹介します。

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どうして梅雨前に掃除を行った方がいいの?

梅雨の写真

薪ストーブの掃除を梅雨前に行った方が良い理由は以下になります。

  • 薪ストーブ本体内の灰が湿気を吸う。
  • 煙突内の煤が湿気を吸う。
  • シーズン間際で焦らない。

なぜ薪ストーブ本体&煙突の灰や煤が湿気を吸うといけないのでしょうか?

それは、薪ストーブ本体の多くが鉄で出来ているので湿気により錆(さび)てしまうからです。

鉄にも種類があって、薪ストーブには鋳鉄(ちゅうてつ)製と鋼板(こうはん)製があります。

鋳鉄…含まれる炭素量が多く(2%以上)、強度は高いが割れやすい

鋼鉄…含まれる炭素量が少なく(2%以下)、強度は低いが割れにくい

キャンプ等で使うダッチオーブンの多くも鋳鉄製です

前に書いたように薪ストーブの大半は鉄で出来ていて、その中でも多いのが鋳鉄製の薪ストーブです。

ここで、鋳鉄製薪ストーブと、鋼板製薪ストーブの特徴について解説します。

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鋳鉄製薪ストーブの特徴

鋳鉄製薪ストーブ

鋳鉄製の薪ストーブは鋳型(特殊な砂の型)に溶かした鉄を流し込み、冷やし固めて作られます。

鋳鉄製の薪ストーブにはこんな特徴があります。

  1. 耐久性に優れている。
  2. 暖まり難いが、冷め難い為、蓄熱性が高い。
  3. 熱効率が良く、薪の消費を抑えれる。
  4. デザイン性が高い。
  5. 急激な温度変化に弱い。

クラシックなデザインが施されている薪ストーブは大体が鋳鉄製です。

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鋼板製の薪ストーブの特徴

鋼板製薪ストーブ

鋼板製の薪ストーブは鋼(はがね)から作られます。

鋼板製の薪ストーブにはこんな特徴があります。

  1. 加工し易く、ガラス窓が大きい。
  2. 暖まり易く、冷め易い。
  3. 熱効率が悪く、薪の消費量が多い。
  4. シンプルなデザインが多い。
  5. 急激な温度変化に強い。

メインに使う薪が針葉樹であれば、鋼板製がいいかも。

早く部屋を暖めたい人向けです。

鋳鉄製も鋼板製の薪ストーブも原材料はです。

鉄は湿気により錆びが発生します。

大切な薪ストーブを錆びさせない為にも、薪ストーブの掃除は是非梅雨前に行うようにしてください。

もしも錆びが発生してしまったら

なかなか気を付けていても、薪ストーブに錆びが発生してしまうことは度々あります。

錆びが発生してしまった場合は、

  1. ワイヤーブラシ(真鍮製)で錆びを落とす。
  2. ストーブポリッシュを全体に塗る。
  3. しばらく乾燥させてウエスでふき取る。

梅雨前に薪ストーブ掃除と合わせて、本体をストーブポリッシュで磨いてあげる事で、錆びの発生を抑えることが出来ます。

皆さんも薪ストーブ掃除は梅雨前に行うようにしましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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