薪ストーブに必要な物は、薪と火と空気です。
昔の家は気密性が良くなかったので隙間があり、薪ストーブに必要な空気は自然にはいってきました。
でも最近の家は高気密高断熱なので、薪ストーブに必要な空気を取り入れる事を考えて施工する必要があります。
今回は薪ストーブに必要な空気についてのお話しをします。
給気口が必要な理由
必要な理由は以下になります。
- 薪を燃やす為。
- 煙の逆流を防ぐ為。
煙の逆流とは
薪ストーブを着火する時は沢山の空気を取り入れる必要があります。
なので、中位の薪に火が回るまでは、フロントドアやサイドドアを開けて、空気量を調整します。
この際にキッチンの換気扇が回っていると、そちらに煙が引っ張られ、煙が家の中に逆流してしまいます。
すごく煙たい!
すぐに窓を開けて換気しましょう!
薪ストーブ着火時は換気扇を止めて、給気口を開けておく必要があります。
僕の家では、給気口からの空気だけでは足らない為、薪ストーブ横の窓も少し開けておきます。
この結果、煙は煙突の方へスムーズに流れていきます。
我が家の給気口
僕の家は薪ストーブの炉壁に給気口を付けました。
この給気口は、開閉式になっているので、必要がない時は閉じることができます。
夜寝る前に締めておけば、薪ストーブの火が消えても、部屋の温度が下がるのを少しでも防ぐことが出来ます。
開けたままでも、翌朝ほんのり暖かいので、僕の家では一年中開けています。
最後に
今回は、薪ストーブにとって大切な空気のお話しをしました。
空気の量と空気の流れが分かってくると、薪ストーブを上手く使えるようになります。
皆さんのストーブライフの参考になれば、嬉しいです。
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