薪ストーブには欠かせない「薪」。
薪にする木は大きさも種類も様々です。
針葉樹は柔らかく軽いので割り易く、広葉樹は堅く重たいので割り難い木が多いです。
薪割りは「パッカーン」と割れると気持ちが良いですが、なかなか割れないと体力も消耗し、気力も無くなっていきます。
僕も薪ストーブ生活が始まった頃は、知識も経験も無かったので、割り難い木には苦戦しました。
でも、薪割りを毎年行うようになって、色々なコツが分かってきました。
それでは、割り難い木の割り方をご紹介します。
大きな木の割り方
大きな木(30cm以上)となると、針葉樹でもなかなか割れないことがあります。
このような大きな木は、外側から削ぐように割っていきます。
このように初めは年輪に沿って斧を入れてあげると、割っていき易いです。
節のある木の割り方
節のある木は大変割り難く、斧を入れる方向を知らないと絶対に割れません。
節のある木は、節に対して平行に割ります。
まだ大きい場合は、割った断面を見て斧を入れます。
節のある木はバランスが悪いので、薪を上手く立たせる事がポイントです。
そして、狙った場所に斧が入っても一発で割れない時があります。
このような時は、斧が薪に刺さった状態で、斧頭を薪割台に叩きつけて割ります。
斧頭がハンマー形状で、楔(くさび)を打てる斧であれば、問題ありません。
堅い木の割り方
ケヤキなどの繊維がねじれている木は粘りがある為、すごく割り難いです。
このような木を割るポイントは
- 楔(くさび)を使う。
- 大型の斧を使う。
- 薪割機を使う。
- 少しの間、放置する。
僕が実際に使っている、楔(くさび)と大型の斧を紹介します
楔(くさび)を使う
こちらの楔(くさび)は捻じれていることにより”テコの原理”により軽い力で堅い木を割ることが出来ます。
大型の斧を使う
通常の薪割には「helko ヘルコ スプリッティングマスター 」を使用しています
初心者にもおすすめです
ヘルコでも割れない木は「FiskarsフィスカースIso Core」を使っています
こちらの斧は重量級(3.6kg)で斧頭がハンマーとしても使用できるのでおすすめです。
薪割機を使う
斧でも割れない時は、薪割機を使用します。
僕の家にも知り合いから譲り受けた薪割機(電動式)がありますが、ほとんど使用していません。
これから高齢になって、体力が落ちてきたら使用頻度は増えるかもしれません。
少しの間、放置する
玉切した木は時間が経過すると割り難くなります。
でも樹種によっては少し堅くなった方が割り易くなる木もあります。
また、木の断面にひびが出てくるので、このひびに斧を入れると割れる場合があります。
木が教えてくれてるみたい
どうしても割れない木は少しの間、放置してみるのも一つの手です。
最後に
今回は割り難い木の割り方のコツを紹介しました。
薪割が苦痛になると、楽しい薪ストーブ生活が続きません。
是非、今回の方法を試して楽しい薪ストーブ生活を送ってください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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