これから薪ストーブを設置しようと考えている人は、どうして薪ストーブを設置したいと思いましたか?
- キャンプやアウトドアが好きで家の中でも火のある生活に憧れる
- 薪ストーブのある家ってお洒落で憧れる
このような、薪ストーブに対する憧れだけで設置しようと考えている人も多いのではないでしょうか?
実は、僕もその1人です。
2017年に家を建てたのと同時に薪ストーブ生活をスタートしました。
スタートしてから現在まで、薪の調達からメンテナンスまで全て自分で行っています。
僕の場合は、元々住んでいた土地柄や薪の調達に困らない職業柄もあって、薪ストーブを設置して後悔したことは一度もありませんし、設置して本当に良かったと思っています。
でも皆さんには、憧れだけで薪ストーブ生活を始めるのは、ちょっと待って欲しいです。
それは、薪ストーブ生活を送るには、いくつかの壁があるからです。
今回は、これから薪ストーブを設置しようと考えている人が、薪ストーブ設置後に後悔しない為の5つのポイントを紹介します。
薪ストーブ設置後に後悔する原因
薪ストーブを設置して後悔する原因は主に以下の5つではないでしょうか?
それでは、順番に解説していきます。
薪の調達や薪ストーブのメンテナンス
薪ストーブは燃料となる薪を調達したり、薪ストーブの掃除などの定期的なメンテナンスが必要です。
他の暖房器具も定期的なメンテナンスは必要ですが、薪ストーブは他の暖房器具に比べてメンテナンスする項目が多く、1年を通して薪ストーブと関わる事になります。
忙しい生活スケジュールに合わせるのが難しい場合、薪ストーブ生活を継続するのは難しいと思います。
煙や臭いの問題
薪ストーブは薪を燃やし、煙突からは煙が出ます。
薪ストーブのカタログには、2次燃焼、3次燃焼により、クリーンな排気を唱っているストーブが沢山あります。
薪ストーブが良く燃えている時は、外に出ても煙も少なく、臭いもほとんどしません。
そう、良く燃えている時は···。
薪ストーブの焚き始めや、薪を追加で投入する時は、煙の量が増えて臭いもします。
煙が原因でご近所とトラブルになる可能性があるので、住宅地で薪ストーブを設置する事は、余程の事が無い限り無理だと思います。
現在は24時間換気されている家も多い為、夜間に薪ストーブを使用する際も注意が必要です
設置と維持のコスト
薪ストーブを設置するには、ストーブ本体や煙突等の材料費用と工事に必要な設置費用がかかります。
この設置費用を出し惜しんでしまうと、安全に薪ストーブを使用することが出来ません。
また薪の調達やメンテナンスにも費用がかかります。
薪ストーブの部品やメンテナンスに必要な材料は結構高額です
これらの費用が家計を圧迫してしまうと、後悔の原因となります。
薪ストーブの設置工事は安全面からプロに任せることをオススメします。
暖房効率の問題
薪ストーブは各家庭毎に設置する条件が異なります。
薪ストーブが適切に設置されないと、期待通りの暖房効果が得られなくて後悔する可能性があります。
暖炉·薪ストーブの業界団体の一般(社)日本暖炉ストーブ協会が認める、薪ストーブの販売や施工に関する基本的知識を身に付けたJFSA認定技術者がいるお店から選ぶのも、1つの手だと思います。
この機会に調べて分かったのですが、僕の家の薪ストーブを設置してくれた会社もJFSA認定技術者さんがいるお店でした
地元規制や法律の遵守
薪ストーブの設置には地元の規制や法律を守る必要があります。これらの規制に従わないと、法的な問題に巻き込まれる可能性があり、後悔の原因になります。
最後に
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回は薪ストーブ設置後に後悔しない為に知っておいて欲しい事を紹介しました。
薪ストーブ生活は大変です。
でも、それ以上の喜びがある事は間違いありません。
僕はこの生活が嫌になったことは一度もありません。
それは、薪ストーブに関する全ての事を楽しんでいるから。
ぜひ、皆さんも薪ストーブ生活を楽しんでください。
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