これから薪ストーブを設置しようと考えている人はこんな心配ありませんか?
- 「薪ってどうやって手に入れたらいいか分からない!」
- 「薪作りって大変そうだけど、できるか心配」
僕も「薪」についての悩み相談はよく聞きます。
「薪の入手方法」については、こちらの投稿でも紹介しています。
今回は、薪ストーブライフを送るうえで、相性の良い職業を紹介します。
皆さんに転職をお勧めする訳ではありませんよ
僕の職業について
ちょっとだけ僕の経歴です
1. 生まれてから高校までを岐阜県で過ごし、高校を卒業して愛知県の大学に進学。
2. 大学卒業後は何の迷いもなく、岐阜の実家へ戻る。
3. 地元の建設会社に就職。
4. 結婚し、薪ストーブのある家を建てて現在に至る。
就職した時は、まだ薪ストーブの事なんて考えたことがなかったのですが、
じつは、建設業と薪ストーブとの相性が最高だったんです!
その理由は、
- 薪集めに困らない。
- 横の”つながり”が増える。
- 機械に困らない。
それでは、順番に解説していきます。
薪集めに困らない
2023年で薪ストーブ歴7年目に突入しましたが、これまで薪の確保で悩んだことは一度もありません。
その理由は、
- 伐採が必要な工事がある(公共工事、民間工事ともに)
- 災害時の倒木処理がある
僕の地元は山の方なので、都会の建設業と比べて、自然を相手にする工事が多いです。
その結果、伐採工事が必要になります。
堰堤やダム工事、山を切り開いて道路を造る為には伐採が必要です。
こういった伐採工事で出た木を薪にしています。
現場によっては持ち帰れない場合もありますが、建設業にとっての伐採木は「ゴミ」なんです。
なので、ほとんどが建設廃棄物として処分場へ運ばれて、お金を支払って処分します。
これって、すごく勿体ないですよね。
伐採工事を見かけたら、木を貰えないか聞いてみる
横の”つながり”が増える
僕はこの仕事を通じて、伐採業者の人や、地元の人とのつながりが増えました。
自分が薪ストーブを使っていることを話して、連絡先を教えておくと、処分する木がある時に声をかけてもらえます。
また、僕の家の煙突を見て、相手側から木の処分を頼まれる事もあります。
煙突のおかげで木をもらえました!
- 薪ストーブユーザーであることをアピールし、連絡先を教えておく
- 煙突は一番の広告塔
機械に困らない
僕は必要な時に会社から機械を借りることが出来ます。
これが薪作りにすごく助かっています。
皆さんは伐採した木をどうやって運びますか?
軽トラで運ぶ人が多いのではないでしょうか?
僕も軽トラはよく使いますし、薪作りには軽トラがあると便利です。
でも、便利な軽トラにもデメリットがあります。
- 最大積載量が少ない(約350kg)
- 長い木を積めない(はみ出し量は車両全長の1/10の長さまで)
- 荷物は手降ろし
木が沢山あると、軽トラの場合、何回も運ばないといけないですよね。
そんな時、僕は会社から2トンダンプトラックや4トンダンプトラックを借ります。
2トンダンプと軽トラのサイズ比較です
ダンプトラックのメリットは
- 最大積載量が多い(名前の通り2トン~4トン程度)
- 長い木を積める
- 荷下ろしが楽
たくさんの量を積めるのはもちろんですが、一番の利点は荷台を傾けることにより、積荷を降ろすことができる事です。
車に積んだ木の荷下ろしがとても楽になります!
また、ダンプカー以外では油圧ショベル等も木をダンプトラックに積み込む際に役に立ちます。
まとめ
今回は僕の経験から薪ストーブと相性の良い職業である建設業について紹介しました。
これからの長い薪ストーブライフを送る為には、効率的に薪を調達できることが大切だと思います。
現在、建設業は担い手不足と言われています。
これから就職、転職を考えている人は建設業を候補の1つにしてもらえると嬉しいです。
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